しかし、今更俺に語ることがあるだろうか。
俺は既に語ることをやめてしまった。
俺は昔から持っていた別のハンドルを駆使し、trpgに関しては触れ続けてきた。
様々に笑える体験をしてきたが、それはここでは伏せておこう。
俺は鋭い刀で人を切りつけることに恐怖を覚え
糞味噌に事態を嘲う感性をもはや失った。
だから俺はもはや亡霊に過ぎない。
過去に鋭かった刃の亡霊にすぎない。

その刃の亡霊が今でもつぶやき続けるのだ。
ケナシタイ
ツブシタイ

戻ってきたがれっとは沢山の同族を見た。
意味もなく他人をけなす論客は、ここ数年のインターネットの目ざましい普及によって増えていった。
凶神の名を与えるべき存在は既にいる。

がれっとはにやりと笑う。
そんなものはどうでもいい。
がれっとは嵐。
どこにでも出没し、意味不明のコメントを残し、そして去る。
それだけができればいい。